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こんにちは、ブッダかずひさです。
あなたも、誰かを嫌いになったり、誰かに嫌われたりしたことありますよね？
今日は、誰しも持ったことのある「嫌い」という心理について、
悟り的に紐解いていきたいと思います。
「嫌い」という感情が生まれる原因
なぜ、あなたは誰かのことを嫌いになるのか？
それは、あなたが相手のことを「コントロール」しようとする心理があるからです。
つまり、相手に対して、「こうあってほしい」とか、
「自分に対してこう接して欲しい」とか、思ってしまっているのです。
あなたが相手のことをコントロールしようとしているがゆえに、
相手があなたの思い通りに動かなかったら、相手のことを嫌いになります。
一方、相手がもし、あなたの思い通りに動いたとしたら、
あなたは相手のことを好きになるはずです。
これが、好き＝嫌いの原理です。
「好き」と「嫌い」は同じもの
好きも嫌いも、「相手に対して興味を持っている」という点では同じです。
よく、恋愛論などで、「好きの反対は嫌いじゃなく無関心」
と言われたりしますよね？
あんなに好きだったのに、フラれた瞬間に嫌いになる。
それはまるで、コインが裏返ったかのようです。
コインは表も裏も同じ、一枚のコインです。
それと同じで、好きも嫌いも、「同じ感情」であるという点で同じものなのです。
嫌いな人に対して無関心になる方法
誰かを嫌いになると、苦しいですよね？
いつも、その人に対して、怒りや憎しみが湧く状況って、とても退廃的です。
「あんちくしょーめ！」と、壁を殴りつけるという無駄な行動からは、
なにも生まれません。
無駄な、イラついている時間を、もっと有意義に使えるはずです。
しかし、わかっちゃいるけど、やめられない。
それが、嫌いという感情です。
そんな、何も生まないばかりか、苦しいばかりの嫌いという感情なんて、
捨て去れたらどんなにいいことか！
そう思っている人も多いでしょう。
相手をコントロールしようとしない
嫌いという感情を捨てる、最も効果的な方法は
「相手をコントロールしようとしない」ということです。
つまるところ、あなたがコントロールできるのは、「自分」だけです。
（何をもって自分と捉えるのかは、悟り的には重要ですが、ここでは割愛します）
自分以外の外側はコントロールすることはできません。
あなたが嫌いなアイツは、あなたの外側にいる、コントロールできない領域の宇宙です。
そんな、コントロールできないものをコントロールしようとするから、
苦しみが生まれるのです。
その苦しみに対する反発として、
「嫌い」という感情が生まれるのです。
だとするならば、「相手をコントロールしようとしない」というのが、
「嫌い」という感情を捨てる方法です。
それはマインドフルネスの考え方
マインドフルネスはいわば「ヴィパッサナー瞑想」のことで、
お釈迦様が実践した「ブッダの瞑想」と言われています。
マインドフルネスは、自分のコントロールできる範囲を100%コントロールしましょうという考え方です。
「瞑想」といっても、マインドフルネスは特殊で、人生そのものを瞑想化するというコンセプトの瞑想です。
悟り的に嫌いという心理を見れば、相手をコントロールしようとしてしまっているということでした。
そうした「嫌い」という感情に対して、マインドフルネスは有効な手段と言えます。
マインドフルネスに関しては、ブッダかずひさ.COM（本サイト）の「会員コース」で展開してる
『心が世界を創る』にて、言及していきますので、興味ある方はぜひ↓
お互いのコントロールを尊重するのが「愛」
自分は自分のコントロールできる範囲で自分を整え、
自分の外側たる他人のことは、興味なし！
それって冷たい世界なんじゃないの？
と思う人もいるかもしれませんが、僕はそうじゃないと思います。
自分の外側に振り回されず、自分の世界を幸せで満たしていくというのは、
それだけ見れば、孤独の世界のようですが、お互いがその状態を思いやれた時は「愛」になると思います。
だれもが、自分の外側のコントロールを諦めることで、苦しみはなくなります。
誰も、相手のことをコントロールしようとせず、相手のやりたいことを尊重し合う世界。
そんな世界、素敵じゃないですか！
そのために、まずは、あなたが自分の外側のコントロールを捨て、
自分自身のコントロールをしっかりしていくことが、最初のステップです。
