自己中は他人軸だった！本当の自分軸とは？

こんにちは、ブッダかずひさです。

今日は、「自己中は他人軸である」というお話しです。

え！？

自己中って、自分軸のことなんじゃないの？

他人を思いやる心を持った人が他人軸なんじゃないの？

だから、自分軸と他人軸が半々ぐらいが中道でいいんじゃないの？

と思われた方もおられるでしょう。

そう思われた方は、「自分軸」と「他人軸」の意味がすこしズレてしまっています。

自己中は他人がいるから自己中でいられる

例えば数人の友達グループで遊ぶ時に、「何をして遊ぶか？」ってなった時に、

自己中は「自分がやりたいこと」を通します。

その時、周りの人間はいやいやながらも、その自己中に従います。

この時、「自分がやりたいこと」を通した自己中は、「自分軸」であるように思われますが、

実際には、他人軸であると言えます。

なぜなら、その自己中は周りの人間がいないと、自己中になれないはずだからです。

つまり、「自分がやりたいこと」に「周りも付き合ってくれる」ということが、

自己中が自己中でいられる条件になっているのです。

ゆえに他人軸

「他人が自分に付き合ってくれる」という軸で自己中を演じているので、

自己中は他人軸であるといえます。

もし、周りが自分の自己中に付き合ってくれなければ、自己中でいる意味はなくなります。

例えば、『ドラえもん』に例えると、

ジャイアンがいばれるのは、のび太とスネ夫がいるからです。

のび太のスネ夫が感じる「恐怖」という、他人からの評価があるから、

ジャイアンは自己中でいられるのです。

もしも、のび太とスネ夫が恐怖を感じてくれないならば、

自分の自己中に付き合ってくれないならば、ジャイアンが自己中でいる意味はありません。

本当の自分軸は人を巻き込まない

「自分軸」と「自己中」の最大の違いは、

「他人をコントロールしようとしているか否か」にあります。

自己中は他人をコントロールしたがります。

自分のやりたいことに他人を巻き込むからです。

一方、「自分軸」は他人をコントロールしません。

たとえば、数人の友達グループが「何して遊ぶか？」で揉めた時、

自己中が、「カラオケ大会をやりたい」と言い、他の人に強制したとします。

しかし、自分軸は映画を見たかったとします。

すると、自分軸は、自己中の強制を振り切って、映画館に映画を見に行くでしょう。

自分軸は、他人を巻き込まずに、自分のやりたいことにコミットします。

自由で、依存せず、精神的に自立しています。

それが「自分軸」です。

悟りは自分軸

悟りは究極の「自分軸」である

だとするならば、「悟り」は究極の自分軸であるといえます。

他者をコントロールしようとせず、

今この時の自分に焦点を当てていくものだからです。

悟りについては、ブッダかずひさのYouTubeチャンネルでも

基本的なことは解説していますので、そちらをご覧ください。